今回のゼミではコンセンサスゲームをしました。
▷複眼的思考
前回からの続きの話で、複眼的思考という考え方が出てきました。〇〇思考って言葉、沢山あります。
「思考」って何なんだろう。この問いは定義のようなことを指すのでは無く、「思考」は何にどんな影響を与え、与えられるのだろう。のような「思考」の関係性や性質のような何かへ向けた問いです。思考とは構造の要素となるようなものと捉えて良いだのだろうか…。
今も思いましたし、以前からあったモヤモヤでもあり、英語の問題を解いていても思ったのですが、問いを立てたり、解いたりする上で矢印の向きや問いの本質と対応する層を正しく捉えたり、相手に合わせることを上手にやるにはどうすればいいのだろうと考えています。
▷コンセンサスゲーム
コンセンサスゲームとは、重大な問題に対峙した際に、チームメンバーとのコンセンサス(合意形成)を行いながら解決するゲームのことである。例えば宇宙船で不時着した際に持ち物に優先順位をつけ、何を持っていくかということをメンバー同士で話し合い、多数決ではなく全員が合意した上で、回答を導き出す。
ちなみに
合意形成 : 意見を一致させること。
コンセンサス : 複数人(全員)からもらう合意。
取り組んだお題は、正に「宇宙からの帰還」でした。
回答を終えてNASAの答えと照らし合わせると、個人では42、グループ(3人)では31の差という結果になりました。
ここで先生から出された問いは「なぜグループで考えたら生存確率が上がったのか」です。
考えて残ったのは以下の3つでした。
- 3人の順位がバラバラだったため、違う意見などから、確認する機会や考える視点が増えたため。
- 発言しやすい場が出来ていたため、会話が回りながら各々の考えや持っている情報をそれなりに出せていたから。
- 合意形成を図る過程に発見があって楽しかったから。
《Point》
- 言うべきことは言わなくてはいけないということを考えてやる。
ディスカッションの姿勢として、自分の意見は思い切って出し、押すべきところは押す。(心理的安全性)
- ユーザーに共感するイメージを理解しようする。
宇宙飛行士に感情移入し、その上で考え尽くせたのか。
「〜じゃない?」というイメージで進めずに、調べること(模索する姿勢)がとても大事。
解決(目標)に向けて動き回る体力をつけると、楽しめることが増えてくる。
- タイムマネジメントをする。
時間の管理をし、時間とやらなくてはいけないことを合わせて考えながら取り組む。
▷最後に
コンセンサスゲームを通して感じたのは、私は真剣に考えてないということです。やらなくてはいけないという感覚が薄く、問題を解決しようというよりもチームで一緒に考えようの方に意識が向いていたなと気づきました。最悪の旅ワークショップの時もそうで、場を楽しむやつなげるという方に目を向け過ぎていたなと思います。反省です。これからは視野を広げて取り組みます。
ここまで振り返って今思うのは、貢献って難しいということです。難しいとはあまり言いたくないんですけど、難しいなと思いました。うまれた課題は、その場その場で適切な貢献を考えながら意識的に行動することです。難しい…。けれどやってみたいとも思う不思議な感情です。とりあえずやってみようと思います。