す56

自由帳

モヤモヤとワクワク(研究は究極の遊びや!~あなたの好奇心をアップデートしよう~・[開校9周年記念授業] わたしと、福岡のまちの未来を“学び”でつくろう!)

今回はこちらのイベントに参加してきました。

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▷はじめに

まず感想として、いい意味でとてもモヤモヤしました。この2つの授業はきっと「今までになかった!」と言ったような類に入ると思います。ですが私は森田先生の研究の話は何度か聞く機会があり、以前テン大に参加したときのひとつのテーマは「学び」であり、内容は違いますが私の作業としてはもう一度考えるや、続きを考えるといった感じでした。これは私にとって不思議な体験で、イベントが終わり、ふりかえったときになんだか安心を感じたのです。誰かと楽しく学ぶ場がある安心感。一日かけて触れていった、たくさんの情報は整理されておらず、何を吸収したかもわからない状態で、その時一番残ったのはそんな感情でした。きっと再び触れたからこそ感じる感情であり、また次につなげるためのステップとして、いい感情だなと思いました。

 

 

▷問いと仮説

共有とは何か

なぜ共有するのか。これはずっとあった問いです。私は共有する理由が感覚的に掴めておらず、本音で納得できる考えが思い浮かんでこないような感じでした。ですが帰ってきて「今日は面白かったなぁ。」と思い、一日をふりかっていると「何かをずっと共有してたから面白かったのかもしれない!」となりました。私の今頭の中にある共有を言語化してみると、共有とはフィードバックをもらってこそのもの。つまり、共にその問いについて考えているということであると。質問をする意味は、相手をより理解するためだけではなく、ここにもあるのではないかと思いました。(それぞれの認識の確認のようなものであったり、自分の考えの幅を広げるもの)この考えの背景を探ると、アイスブレイクのとき、ある方に私が前回参加したテン大の授業のことと、そこでうまれた「テクノロジー時代に場に足を運ぶ意味とは?」という問いの話をしました。するとその方が、それは五感で感じて学べることだということを最後の感想のときに言われて、私ははっとし、思わぬところからフィードバックが返ってきて、「なるほど!言っといて良かった。伝えとくもんだなあ。」と思った体験しました。イベントの内容を通しても思いましたが、特にこれは大きかったのではないかと思います。今回みつかった大きなひっかかりは「共」です。共有も共感も共存も。ひっくるめてひっかかりました。大きなモヤモヤにワクワクです。

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学びの鍵は何か

今回みつかった学びの鍵は「感情」です。学びって体験を通して得た何かで、それに大きく関わるのは感情だなと思い、これにしました。学びや研究って手段のようなもので、そこでうまれる感情こそが自分の考え方や価値観に響くのかなとも思いました。この考えの背景となったワークはストーリーをきこうというワークで、まず3人グループつくり、全員が同じ視点(私たちは「話し手は何を価値や喜びとして感じていましたか?」が視点のグループでした)をもって違う人のストーリー(話し手のテーマは「テン大とわたしの歩み」)を聞きに行きます。質問はなしです。そして、3人で情報を集めてまとめて発表しようというワークでした。このワークで3人のストーリーは違えど、ネガティブな感情からストーリーが始まり、行動に移したことでそれぞれの今の自分につながったという共通点が見つかりました。特にネガティブな感情が共通していたことについて、発表を聞いた複数の方が印象的だったと言われていて、私はこのときじゃあこれってネガティブな感情といえるのだろうか。ネガティブな感情ってなんだろう。と違うことを考えていたのでそれについて深掘りできなかったのですが、これって「感情」にひっかかったという「感情」みたいなことだなあとモヤモヤがうまれました。

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テン大という場

テン大を見ていて、変わらないために変わっていくという言葉が思い浮かびました。でも、この場というのは続けてきたからうまれた場のようにも見えます。変わらないという部分は怪しく、変えないなのか、まだ出来上がってない目標のようなものなのかわかりませんが、なんとなく思い浮かびました。いろんなところで変わりたいという言葉に触れますが、よく考えるとこれって不思議です。突き詰めるとどんなことに行き着くのでしょうか。変わると続ける。テン大の場の本質ってなんだろう。グランド・ホテルの最後のセリフ「グランド・ホテル いつも変わらぬ景色 多くの人がここを訪ね 何事もなく去っていく」というひっかかり。それぞれの場の本質・意義ってなんなんだろうなあとモヤモヤします。

 

 

▷さいごに

今回のイベントでまたお会いしたい!と思った方が2人います。これもきっとテン大で出会ったからだと思います。当たり前ですが、本当に何事も選択次第だなと改めて実感した場でした。そして今、自分がその選択肢を増やしているということに気づき、ワクワクしています。今はとにかくワクワクに素直に行動しようと思います!