す56

自由帳

経験から学びたい

今月ブログを書いていなかったので書いていきます。ブログ開始時は、最低でも毎月1記事は書こう〜とか生意気に思っていましたが、ギリギリになっています。インターン先で出勤日は必ず日報を書くので書いた気になっていた、という言い訳はやめにして早速書いていきます。

2020年をふりかえろうかなと思ったのですが、書いていたら2月になってしまいそうなので、最近の経験をふりかえって何を学んだのか整理していきたいと思います。

 今回のブログはKATでの学びを記録していきます。2020年の下半期からHP作成の案件に参加しています。1つは終了し、その直後にはじまったものにまた参加し、現在進行中です。私は進行中の案件を1つ目の案件とつなげながら参加していたので、一連の体験と言ってもいいかもしれません。今回は、主に進行中の案件をベースにふりかえっていきます。進行中の案件の参加メンバーが前回とほぼ同じだった(一人抜けただけ)というのが今回の特徴かなと思います。なので、進め方も、1つ目の案件のやり方を引き続きやっていたように感じます。ミーティングまでに宿題があって、ミーティングに持ち寄ってどれがいいか選ぶ、みたいな感じです。違ったところといえば、案件のなんとなくの代表じゃないですけど連絡役のメンバーが変わったことですが、この二人が初動から進め方の基盤を作ってくれていたなと思います。

そんな中私は何をやっていたのかというと、二人の言動を見て、それを踏まえて考えて発していました。というのも、二人は表面化された価値観や行動が似ている(音楽の趣味とかが一緒で共通言語が多い)ので、とりあえず二人について行って、二人が言っていること(ここはさすがに違っていたけれど)を踏まえて、こうすればもっとよくできるんじゃない?とかをコメントや意見として返していました。私が気になっていることは、提出するときメンバーがどんな気持ちか、完了後にクライアントの方やメンバー(もちろん自分を含めて)が提供したものより多くのものを得られるかなので、ロジックを大事にできていればそれでいいと思っています。(自己満足では自分しか満たすことができないので)

今回の私の壁だったのが、それだったらこうなるからこうした方がいいんじゃない?と言っても、単純に信頼されてないので即却下されることでした。前回の案件から、常に二者択一という考え方が根付いているので、よくわかります。なので、そうだよねと返して勝手に作っちゃって、しれっとそりゃそうするよねというところまで持っていったりしていました。前回と同じままになってしまうという心理的安全性から自分の意見を伝えるんだけど、伝わらないがために伝えるのを諦めてしまっていたのですが、心理的安全性から自分で行動して形にしたものを開示してみたら、こうした方がいいんじゃないかと思っていることが口に出さなくても全体の流れとして自然なものになっているというような感じです。(オンラインだからできたことかもしれません。)なので、変にみんなで1つのことをやらなくてよくて、それぞれ大事にしていることや好きなことがあるのだから、そこはお互い信頼し合ってタスクを振り分けることで不毛な衝突を避けられると感じました。私の中の不毛な衝突というのは、誰かが間違っているとかそういうことじゃなくてそれぞれが自分の中で捉えている問いが違うがために答えがずれたことによる衝突のことです。ある人は目的の話をしていて、ある人はそれを踏まえた手段の話をしているがそれが伝わらず、それはあなたがやりたいことでしょ!やるべきこと(目的)はこうだよ、というようなことが何度も・・・相手が認められないが故にあれやこれやと自分の話をして、まあ話がまとまらないわけです。この場合、結論をまとめるには誰かが相手を信頼し尊重する、あるいは折れるしかありません。私は前回そうしましたが、ふりかえってみると、信頼はできていなかった(尊重するよと言った)気がします。そのため、その後の進捗をどこか俯瞰で見ていて、だからこそ浮かんだ疑問点や改善点があったのですが、投げかけても無駄な時間と捉えられるだろうと伝えようとはしませんでした。前回の案件で気づいたことは、いくら自分のデータで説明しても相手に納得してもらえず、討論(討論ですらないかもしれません)になってしまうために不毛な衝突が起きることで、今回の途中で気づいたことは、口先では信頼は得られないので考えは即否定される。もっとよくするためにはわざわざこうやりたいと伝えようとせずに、勝手にやった方が結果的に実現しているということです。(二者択一の二者に、より選択肢として有効なものが残る感じです。)ここやりたいんで一人でやるのでやってきていい?と申告して承諾を得たら、私もやりたいというメンバーとじゃあここはまた予定立てよう、と具体性を高め、あのタスクはこのタスクの前にあると進めやすくなりそうだからここに組み込もうか、と言ってつなげて組み立てていく。こうやってタスクを分けていきました。このときに、タスク分けて進めようよ!と投げかけてはいけないわけです。意図や背景が伝わらずに討論になってしまい、実際にタスクを分け始めるまでに3、40分間かかる、あるいはタスク分けできないというはめになってしまいます。こうやって文章化して記録すると恥を晒しているようなものですが、学びがあったのでよしとします。考えてみると、相手を認められてないから自分が否定されたと感じるのかもしれませんね。批判的思考はよりよい方向へ進むためには必要なものですが、丁寧にやらないと自分も相手も否定とごっちゃになってしまい、結果的に相手を意固地にさせ、本来の意図とは反する方向へ進んでしまうなと思いました。あ、だから管理って必要なんだっけ。

うまれた問いは、信頼と承認の違いってなんだろう?どこでつながってるんだろう?です。心理的安全性とつながってきそうですね。信頼は得るのが難しく、承認はSNSなどで簡単に満たされるというイメージがありますが、なんなんでしょうね。承認は欲求ですが、信頼はなんなんでしょうか。インターン先の効率の鬼に、存在承認・行動承認・結果承認という話を教えていただいてそこからつながってきました。効率の鬼は博識なんです。

抽象的な話はこれくらいにして具体的な話だと、純粋にサイト作り楽しいなと思いました。メンバーが返してくれた「ちょっとわかるのが楽しいんだろうね」という言葉がしっくりきています。こういう感じでちょっとしたことも一緒に考えてくれるんだなと思う瞬間があるし、個人的で小さい問題点も投げると反応してくれて、おかげでトラブルシューティングが楽しいです。逆に、相手から投げかけられたものは諦めたくなくなります。自分のサイトも作りたくなってくるので、クライアントの方のことをもっと考えるようになったりして、モチベーション落ちにくいなと思いました。

納期まであと約2週間。引き続き頑張っていきたいです。

卒論何書こうかな・・・