す56

自由帳

『プロレス』というひっかかり(ミズノプロジェクトを終えて)

今回はミズノプロジェクトが終えて、ふりかえりのブログです。

どんな視点からのブログを書こうかと考えましたが、気づいたら原点回帰していたので、そんな視点から書いていこうと思います。

 

 

▷『プロレス』

『プロレス』とは、ゼミ面談のときに聞いた言葉です。ゼミ面談では、昨年のミズノプロジェクトを題材にゼミ生は何をしていくのかという話がありました。そこででてきたのが『プロレス』。ゼミ面談後、先生に会う機会があり、尋ねると、真正面から受け止めるといった意味合いでした。つまり、チームの中で辻褄を合わせる時間?まではとれないから、自分たちがしっかり考え、考えに深みを持つことで、ミズノさんに提案するときのプレゼンや質問に対応をするといった話でした。私はきっと、これに共感していて、憧れていたのです。なぜだろうと考えると、これもゼミ面談のときの話で、「なんでモリタゼミなの?何したいの?」といった話のときに「自立して考えを持てるようになりたい。その上でグループワークをしてみたい」みたいなことが出てきた記憶があります。『プロレス』の意味を聞いたとき、きっとここがつながって、モリタゼミに応募することを決め、合格したときに楽しみだと思ったんだなと今ふりかえると思います。

 

 

▷ふりかえり

プロレスができたのかという視点でふりかえりをしたところ、間違っていたなと思うところが出てきたので、それを記録しておきます。

できたと思う部分は、自分の作業。チーム内からでてきた発言や質問への対応。それだけかなと思います。

自分の作業というのは、深みが持つまで考えること、チーム内で共有した宿題をきちんとやること、プロジェクト中の一連の流れとチームのやりたい度?的なものを考慮した上で、自分がやった方がいいだろうなと思ったことをとにかくやるという感じです。(心理的安全性)なので、チーム内の活動において、広範囲で現状を把握しながら動けたのはとてもいい経験だったなと思います。

チーム内からでてきた発言や質問への対応というのは、反応をして次につなげるということです。すぐに「あぁね」とか「難しいね」で終わらないように、チームでの活動のときや後から電話をもらったとき、どんな内容でも、考えて何かしら形にして返していました。

プレゼンのスライド完成後は、「とりあえずやれることやろう!」と進める作業と「これでいいのだろうか?」止まる作業を同時にやる感じだったので、正直、革チームの評価?が全くわからない状態でした。(自分の視点からでも、第三者の視点からでも)

今の自分の視点では、考えとして持っていけるところまで持ってきたけど、「本当にそうなるのか?」という肝心なところへの繋ぎ目を深めることを見落としていて、安直なところに気づかなかったため、プレゼンの完成度が落ちたという感じです。

ここで間違えたな…と思うところは、プロジェクトが進むにつれ、みんながやれることをやればいいかと思っていたところです。つまり、がんばるという視点で見ていたことになります。そのため、根本的に違うんじゃないかと思ったところ以外は意見として尊重していました。このことによって、自分の中で、本来の目標とは違う目標?がうまれ、その視点からの足し算をしてしまい、ユーザー(そのペルソナ)のことを考える時間が減っていました。優先順位を間違えていたのです。途中まで気をつけていたはずなのに、どこからかこうなっていて、そのことに気づかなかったということに悔しさを感じています。

まとめると、プロレスがしたかったはずなのに、そのプロレスの良し悪しのものさしが途中からずれていて、割と考えていたからこそ、肝心なところが考えられていなかったということに、今悔しくなっているという感じです。ずれなければ、当たり前に考えるところだったので…。きっとプレゼンのフィードバックを受ければ受けるほど悔しいんだろうなと。ですが、そこでプロレスができたらとても楽しいだろうなと思います。次からは、チーム外の人からのフィードバックを積極的に受けようと思います。

 

 

▷最後に

内容の直接的なふりかえりとしては、ペルソナとシナリオのつながりと、全体的にスライドを視覚的にわかりやすくして、発表の際、今まで考えてきたことをもっとわかりやすく伝えるべきだったという点です。

プロジェクトを終え、今までやったことが勝手につながってきて楽しかったという面と、肝心のUXが厳かになっていたという悔しい面があり、微妙な気持ちです。これも含め、今までをふりかえる機会ともなったし、いい経験だったなと思います。次の活動には何があるか楽しみになってきました。

よくわからないふりかえりになってしまったけれど公開おきます。